歌で勝負する歌手を応援したい、でも…
僕は邦楽も洋楽も気にせず好きなものは聴くタイプですが、嫁さんは今まで洋楽をあまり聴かなかったタイプでした。
社会現象レベルのヒット曲は聴いたことがあっても、アーティスト名とか知らないわっていう感じ。
それがね、昨日家に帰ったら
「私洋楽聴くようになるかも」
へっ?!?!
まじ?!
私英語で会話できないし、海外旅行するくらいなら沖縄旅行を何回もしたいって言ってたあなたがですか?!
やべぇ。
明日、天気荒れるぞ。って思いました。笑
音楽を楽しめない日本の音楽市場
でも、話を聞いてみたら、納得でした。
今、日本人で聴きたいって思えるアーティストはほんの少ししかいないし、純粋に音楽で勝負してない業界になった気がする…んだそうです。
「で、朝の番組で歌ってた海外の人を見て、すっごくいいなって思って」
ふぅん。誰?
「なんていったっけ。カ…カ…」
女の人?
「うん」
若いの?
「うん」
Carly Rae Jepsen?
「そう!」
よし聴くか。
という、もはやクイズ番組のラスト一問みたいな難問をぶつけられたりしていたわけです。
でも、確かに、嫁さんのいうことも納得できるなぁ。
歌とか、音楽で勝負してる人ももちろんいるけど、そうじゃないって思える人もすごく多い。
そういうビジネスも否定はしないんですけど、僕個人の好みの問題で、純粋に歌とか音楽で勝負かけてる人の音楽を聴きたいんです。
いくらマイナーとか言われようが!笑
だから、今回の嫁さんの発言はすごく納得で。
確かに、海外の方が純粋に音楽で勝負してる気がする…
僕もそう思いました。
悪いのはどっちなのか
こうやって書くと、オタク文化批判みたくとらえられちゃいそうですね。
個人の意見としては、音楽だけで勝負しない人たちが増えすぎ、売れすぎてる…とは思いますけど、
でも昔はどうだったかっていうと、案外そうでもないっていうか。
昔も、アイドルは売れてたんですよね。
おニャン子とか…
少年隊とか…
でも、音楽に勝負をかける人たちと、バランスが取れてた気がするんですよね。
そう考えたら、音楽に勝負かけて、聴き手をみんな魅了するような、圧倒的な存在感のある歌手が不在…とも言えるのかな。
美空ひばりのような。
もちろん、昔とは色々なことが多様になりすぎてて、一か所に昔のような人気が集中しにくいのもわかるんですけど、、
なんだか、寂しいような…
どっちにしろ、このままじゃヤバいぞ、日本の音楽。
既に僕のすぐそばで1人、見切りをつけた人がいますからね。