子連れのお葬式は大変です!
先週、祖母が95年の人生に幕を下ろしました。
末期の癌で入院して、余命宣告を受けて、危篤状態も何度かあったので、覚悟自体はできていましたが、
子どもを連れて行くという意味での心の準備は全くできていませんでした。
めちゃくちゃ大変ですね。
最終的に、子どもがまさかの発熱でリタイアするという衝撃の結末を迎えたんですが、
それまではとにかく「どうする?」の連続。長時間拘束されるお葬式、どう乗り切ればいいの?!
僕たち夫婦が何に悩んで、どんなことを考えたのか…とりあえず、実体験をもとに時系列でまとめてみます。
初日
祖母が亡くなった、と正午過ぎに連絡が来ました。仮通夜、通夜の日程も決まらないまま、とりあえず死亡の確認がなされた段階。
僕は仕事中だったので、事情を伝えて午後から休むことに。嫁さんにはしばらく連絡がつかず、イライラ。
やっと嫁さんに連絡がついたのは1時間後。
「じゃあ今日は外出やめるね」と言ってもらいました。
家に帰って、話し合ったのは、子どもを連れて行くか?ってことでした。
1歳4ヶ月の息子くん。
仮通夜の時間は未確定でしたが、普通に考えたら6時くらい?
おばあちゃんの家までは片道1時間。
まだ風邪の治りきらない息子くん。
うーん…
帰ってきたら何時? 10時くらい?
それからお風呂、寝かしつけ…かぁ。
っていうか晩ご飯はどうするの? あっちで作れる? 買ってく?
で、とりあえず仮通夜は僕一人で行くことに。
親戚縁者が集まる場だから、完調でない息子くんを連れて行かなくてもいいかってことにしよう。
そんなことを話していたら、
「仮通夜、明日になったから」
との連絡が。。。
うちらの苦悩と焦りを返してください。
2日目
仮通夜の日。時間は16時からに決まりました。
ただ、問題だったのは、この日が土曜日だったってこと。
つまり、
土曜日→仮通夜
日曜日→通夜
月曜日→葬儀
という日取り。
僕はカレンダー通りに休暇をもらっていたので、土日は嫁さんのリフレッシュタイムでした。
でも、突然の訃報で吹き飛んだ息抜き。
仕方ないことだけど、溜まったストレスに折り合いがつけられるわけでもなく、
「土日もまるで休まらないのは辛すぎる…」
って。
夜泣きも頻繁で、ここ数日はトータル3時間くらいしか寝てなかった嫁さん。
今回の一件で、気持ちが折れちゃったみたいでした。
でも、お葬式は待ってくれないし。
今日の仮通夜に間に合うためには、出発は…14時だな!
ってことで、急遽、
13時くらいまでひとりでお出かけしておいで!と嫁さんにお出かけしてもらうことに。
お葬式は行かなきゃだけど、これができる最大限だわ!
行ってこーい!!
って、嫁さん追い出して息子と昼寝。笑
嫁さんは、少しはスッキリしたみたいでした。
でも、息子くんはというと、朝からなーんか熱っぽかったんですよね。
おそるおそる熱を計ると…
37.5…
うーん……
息子くんは、今日はやめとこうか。
ということで、僕だけで仮通夜に行きました。
仮通夜に行っている間、明日以降のことを考えていました。
息子くんの体調次第で連れて行けるかどうか考えたい、ということを嫁さんと両親には伝えていたので「体調が回復したら連れて行くけど、そのときどうすればいいかな」ということを考えていたんです。
息子くんの体調次第で連れて行けるかどうか考えたい、ということを嫁さんと両親には伝えていたので「体調が回復したら連れて行くけど、そのときどうすればいいかな」ということを考えていたんです。
一番のネックは、通夜→葬式の日。普通ならこの日は、お寺に泊まるところですが…
子連れとなると、お風呂どうするの? 寝る場所どうするの?
という問題が発生してくるわけです。
という問題が発生してくるわけです。
とりあえず、お風呂は近くに温泉があったので、そこを利用すれば大丈夫。
寝る場所は、布団を1枚多めに用意してもらえればそれで大丈夫。
(うちの子は寝相が悪くて、寝返りですぐに布団からはみ出します)
寝る場所は、布団を1枚多めに用意してもらえればそれで大丈夫。
(うちの子は寝相が悪くて、寝返りですぐに布団からはみ出します)
あとは、ご飯の問題でした。
会場で用意していた仕出し弁当では、味付けも濃いし、固いものも多いのでこれは使えないな、と。
かといってベビーフード漬けにするのも、仕方ないけれど味気ない気がして可哀想…これは最終手段にしよう。
かといってベビーフード漬けにするのも、仕方ないけれど味気ない気がして可哀想…これは最終手段にしよう。
となると、作るしかない!
おばあちゃんの家のキッチンを借りるしかないのかなぁ。
ただ、通夜となると夜からってことになるし
生活リズムは間違いなく崩れるだろうな。
仕方ないけど。
嫁さんと息子くんはなるべく早い段階で引き上げれるようにしておいて
夜は自分が残って親戚に挨拶していればいいか…
なんてことを考えていました。
このときはまだ、息子くんの熱が下がるかも!と思っていたんですよね…笑